パタゴニアのダウン・ジャケットの内部にアクセスする方法
ダウン・ジャケットの内部の修理に必要な手順を説明します。
Author: Brittany McCrigler Time Required: 20 - 30 minutes Difficulty: 普通
Step 1
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ジャケットのジッパーを開けます。
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修理が必要な箇所を確認します。ジャケットに裏地が付いているか、または修理が必要な箇所にバッフルの縫い目がなくジャケットのフロントから離れる場合はこの手順に従ってください。
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修理が必要な箇所に裏地が付いていない場合は、バッフルの修理方法を参照してください。
Step 2
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修理が必要な箇所に一番近い縫い目を探します。ここでは裾の縫い目です。
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リッパーを使って丁寧に縫い目をほどきます。
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リッパーの先でジャケットの生地に穴をあけたり生地を裂いたりしないよう十分注意してください。
Step 3
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穴の両端から数センチずつ縫い目をほどきます。一番近くの垂直な縫い目まで糸を取り除きます。ここではジッパーの縫い目です。
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縫い目をほどくと内側のバッフル構造が見えます。
Step 4
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一番近い垂直の縫い目のステッチを確認します。ここでは裏地がジッパーのフラップの生地にあたる箇所です。
Step 5
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修理が必要な箇所から10センチほど離れた箇所まで縫い目をほどきます。
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ここではジャケットの身頃の約半分までほどいています。
Step 6
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リッパーを使って下のステッチを取り除き裏地を離します。
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この手順が不要なジャケットもあります。ステッチを取り除かずに裏地が離れる場合はこの手順を飛ばして次に進んでください。
Step 7
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生地の間にリッパーを入れ、生地を縫い合わせているステッチを慎重にほどきます。
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生地を裂かないよう注意してください。
Step 8
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修理が必要な箇所のじゃまにならないよう裏地を折り返します。
Step 9
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ポケットが付いている場合は、ポケット袋の位置を決めるタブが固定されていないことを確認します。
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タブが固定されている場合はタブのステッチをほどいてタブを移動できるようにします。
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修理が必要な箇所のじゃまにならないようポケットを折り返します。
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ウェアをもとの状態に戻すとき、ポケット袋の2つのタブが一緒に縫い込まれていることを確認してください。
Step 10
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修理箇所がウェアの最下部でない限り、ドローコードはそのままにしておきます。ドローコードを避けて修理する方がドローコードを取り除いて再び縫い合わせるよりも簡単です。
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ジャケットをもとの状態に戻すときは既存の針穴をたどって縫うようにし、穴から余分なダウンが出るのを防ぎます。修理後できればスチーマーやスチームアイロンをあててください。ステッチの針穴がふさがりダウンが出にくくなります。