パタゴニアのダウン・ジャケットのバッフルの修理方法

パタゴニアのダウン・ジャケットのバッフルの修理に必要な手順を説明します。
Author: Brittany McCrigler   Time Required: 40 minutes - 1 hour   Difficulty: 難しい
Step 1
  • ダウンジャケットの穴を確認します。ダウンが穴から出るのを防ぐためにバッフル全体を修理しなければなりません。
Step 2
  • 粘着性の補修テープを穴を覆う十分な大きさに切ります。
Step 3
  • 補修テープを穴に貼ります。
Step 4
  • リッパーを使って、修理が必要なバッフルの終わりの縫い目をほどきます。ここでは一番近い縫い目は袖下です。
  • 作業しやすいように縫い目は長めにほどきます。
Step 5
  • ジャケットを裏返します。
  • バッフルの幅を測ります。ここでは5センチです。
  • 2つのバッフルを修理するので、幅10センチ強のあて布が必要です。
  • バッフルの縫い目に沿ってバッフルの長さを測ります。ここでは23センチですが、袖の修理なので2倍の長さの46センチのあて布を用意します。
Step 6
  • あて布を用意します。修理箇所を確実に覆うよう各方向に3~5センチ余裕を持たせて布を裁断します。
  • ここでは修理箇所がわかりやすいようにジャケットよりやや明るい色の生地を使用しています。
  • 生地の長辺の端を折り返し、まっすぐにします。
Step 7
  • 折り目にアイロンをかけます。
Step 8
  • 折り返した縁を修理箇所の一番外側の縫い目沿いに配置します。
  • 折り返した布が穴の開いたバッフルと継ぎ当て布の間にあることを確認します。
  • バッフルの折り返した縁を縫い目に揃えてまち針でとめます。
Step 9
  • まち針で留めた箇所をミシンで縫います。
  • 新たなステッチが目立たず、また穴からダウンが出るのを防ぐために極細の針を使用します。
  • もとのバッフルの縫い目上を縫います。折り返し部分の最も生地端に近い所を縫います。
  • 袖を修理するときは袖を塞いでしまわないよう、片側だけを縫っていることを確認してください。
  • もとのバッフルの縫い目をゆっくりと丁寧に縫います。必要であれば折り返した生地端を揃え直してください。
Step 10
  • 縫い目の端を覆っていたバイアステープを一緒に縫ってしまわないよう注意してください。
  • 折り返し部分を注意深く縫います。
  • 滑りやすい生地なのでゆっくり進めましょう。
  • 縫い目の終わりにたどり着いたら糸がほどけないよう返し縫いをします。
Step 11
  • ここでは合計3箇所の縫い目を縫っています。外側の生地端を縫い終わったので、真ん中の縫い目は飛ばし、反対側の外側の生地端の縫い目上に2つ目の折り返し部分を揃えてまち針でとめます。
  • 2つめの縫い目を縫います。
Step 12
  • 縫い進めます。
  • 2つめの画像は縫い終わった時点での見た目です。
Step 13
  • もとのバッフルのステッチが見えるようにジャケットの裏返しを直します。
  • バイアステープを一緒に縫ってしまわないよう注意してください。
  • 縫い終わった2つの縫い目の中間にある縫い目にミシンの押さえ金を揃えます。
Step 14
  • もとのバッフルの中央のステッチの上を直接縫います。
  • バイアステープを一緒に縫ってしまわないよう注意してください。
Step 15
  • あて布の余分を切り取ります。
Step 16
  • ここでは、袖の縫い目を揃え直す必要があります。
  • バイアステープを一緒に縫ってしまわないよう注意してください。
  • はじめと終わりに返し縫いをして、袖下の縫い目を縫い閉じます。
Step 17
  • 袖の縫い目上にバイアステープを配置します。
  • バイアステープが縫い目の両側を同等に覆うように調整します。
Step 18
  • バイアステープを縫い合わせます。バイアステープのできるかぎり内側の生地端を縫います。
  • はじめと終わりに返し縫いをします。
Step 19
  • 縫い目をチェックします。すべてがきちんと配置されているのを確認し、糸を切ります。