ニット地の穴の修理方法

セーターやソックスなどニット地の穴の修理方法を説明します。
Author: Brittany McCrigler   Time Required: 20 - 25 minutes   Difficulty: 簡単
Step 1
  • 穴を確認し、汚れや糸を取り除きます。
  • ほつれた糸を結んでとめます。
Step 2
  • 糸を適当な長さに切ります。
  • ここでは見やすいようにコントラストカラーの糸を使用しています。実際には目立たないよう同系色の糸を使用してください。
Step 3
  • 針に糸を通します。
Step 4
  • 糸の両端を揃えます。
  • 糸が針の穴に通っていることを確認します。
  • 糸の端を止め結びで結びます。
  • もう一度止め結びをして結び目を大きくします。
Step 5
  • 穴の約1センチ横5ミリ下で、生地の裏から針を通します。
  • 前後を縫い合わせてしまわないよう、生地が重なっていないことを確認してください。
Step 6
  • 糸の結び目が生地の裏で止まるまで針と糸を引っ張ります。
  • 直線縫いで1ステッチ縫い、編み目1つ分穴に近づきます。
Step 7
  • 生地にしわが寄らない程度に糸を引っ張ります。
Step 8
  • 穴の方向に編み目1つ分さらに1ステッチ縫います。
  • 編み目と垂直になる、まっすぐな1列のステッチを作るようにします。
  • 生地にしわが寄らない程度に糸を引っ張ります。
Step 9
  • 編み目の1目おきに針と糸を入れてステッチを作ります。
  • ここでは1目おきに針が入っている状態を示していますが、裁縫に慣れていない場合は1ステッチずつ縫ってください。
  • 穴から約1センチ離れた箇所まで縫ったら、生地にしわが寄らない程度に糸を引っ張ります。
Step 10
  • 針の向きを変え反対方向に縫っていきます。
Step 11
  • 糸を引っ張ります。
  • 反対方向に糸ループが見えるはずです。
Step 12
  • 2列目を反対方向に、同じ方法で縫いますが、ステッチは1列目に針を通した編み目と交互になるようにします。
  • 2列目の終わりにきたら針の向きを変え反対方向に縫います。穴から約1センチ先まで繰り返します。
  • ステッチごとに糸を引っ張ってください。慣れていない場合は1ステッチずつ縫ってください。
Step 13
  • 全列を縫い終わったら針を上角に45度の角度で刺します。
  • 針を引き出す際に、ループができるのが見えます。指でループをつまみます。
  • 糸はまだ引っ張らないでください。
Step 14
  • 針をループに通します。
  • ループから針を引っ張ります。
Step 15
  • 糸を引っ張ってループを閉じ結び目を作ります。
Step 16
  • 針を編み目の1列の下に45度の角度でステッチに刺します。
  • 縫い終わったステッチの上に45度の角度でステッチを入れます。生地が重なっていないことを確認してください。
Step 17
  • 糸を引っ張ります。
Step 18
  • 縫い終わったステッチの上に45度の角度でもう一度針を刺します。
  • 針と糸を引っ張ります。
  • 縫い終わっているステッチの列の端までこの手順を繰り返します。
Step 19
  • ステッチの端にきたら、針の向きを変え45度の角度で別の列を縫います。
Step 20
  • 編み目の列の上を交互に縫っていきます。
  • ステッチごとに糸を引っ張ってください。
Step 21
  • すべての列を45度の角度で縫い終わったら、生地にしわが寄っていないことを確認します。
  • しわやひだができている場合は指で平らにします。
Step 22
  • 針を下角に刺します。
  • 生地の裏側に針を出します。
Step 23
  • 裏側で針を通したすぐ近くに小さなステッチを作ります。
  • 針をゆっくりと引きながら糸でループを作ります。
  • 指でループを押さえます。
  • ループに針を通します。
Step 24
  • ループに針を通しながら結び目を作ります。
  • 糸を引っ張って結び目を結びます。
Step 25
  • 結び目の下に針を刺し生地をほんの少し引っ掛けます。
  • ゆっくりと針を通しループをもう1つ作ります。
  • ループに針を通します。
Step 26
  • ループに針を通しながら結び目を作ります。
  • 糸を引っ張って結び目の上にもう1つ結び目を作ります。
Step 27
  • 糸を切ってできあがりです。
  • この写真は同系色の糸を使って修理した場合の見た目です。